こんな素敵な広告がかつてあったかしらと思ったティファニーの広告。

CMで流れてきた、ビヨンセが歌うムーンリヴァー、

街で見かける大きな広告。

JAY-ZとBIYONCEのカーター夫妻ががティファニーのキャンペーン”ABOUT LOVE”に起用された広告に

なんだかとても胸を打たれました。

美しくてゴージャスだからというだけでなく

愛、自己表現、存在感…が感じ取られて

なんだかとても勇気づけられるような、幸せに満ち溢れた気持ちに。

 

１枚の写真でこんなにも素敵なメッセージを伝えられる広告、

JAY Z、BIYONCE、それぞれに存在感がとてつもなくて

そんな二人が夫婦だなんていうことも奇跡的です。

 

 

NETFLIXで観た、BIYONCEの”HOMECOMING”というドキュメンタリーでも

愛に溢れたファミリーやスタッフとの様子、

家族以外のダンサーやバンド、個性を存分に発揮しているパフォーマーの一人一人が心から楽しそうすぎて、

個々を認め合い、完全にファミリーになっている感じが最高で。

 

同時に、文化的メッセージをエネルギッシュに伝える姿に感動していたのですが

才能だけでなく、愛に囲まれている安心感や

内側から溢れるポジティブなエネルギーが、存在感を際立たせているんだなと

なんだか点と点が繋がったような瞬間でした。

 

 

ABOUT LOVEシリーズの番外編MOVIE、“DATE NIGHT”には、

カーター夫妻のお嬢さんや愛犬も登場してなんとも愛に溢れていて、すごく幸せな気持ちに。

コロナ禍の世界に、こんな愛とエネルギーを与えてくれた広告に

感謝の気持ちが勝手に出てきてしまったくらい笑

結婚や家庭を持つことってこんなに暖かくていいものなんだなと

教えてくれた気がしました。

 

2019年にティファニーがLVMH傘下に入り、更に世界最強の帝国の一つになり、

一方で今の日本においては、ゴージャスというものよりも、

品質の高さや、ものの完成度が上位概念にありそうな中で

世界最強のゴージャスな帝国が世界に打ち出すキャンペーンなどは

本当に万国共通に響くものなのか、と勝手な固定概念がありましたが、

愛は万国共通。

この美しくゴージャスな広告は、沢山の人の心に留まったのでは無いかなと感じます。

 

もっと愛と安心が溢れる世界になりますように。