Party Report – ドレスを知る彼女が選んだ Vivienne Westwood (ヴィヴィアン・ウエストウッド)のスレンダードレス・THE MARK GRAND HOTELにて研ぎ澄まされた美しさが響き合うアーバンウェディング - MAGAZINE | NUMBER 5 (ナンバー ファイブ)

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Party Report – ドレスを知る彼女が選んだ Vivienne Westwood (ヴィヴィアン・ウエストウッド)のスレンダードレス・THE MARK GRAND HOTELにて研ぎ澄まされた美しさが響き合うアーバンウェディング

PARTY REPORT - 29.09.2026

Party Report – ドレスを知る彼女が選んだVivienne Westwood(ヴィヴィアン・ウエストウッド)のスレンダードレス・THE MARK GRAND HOTELにて研ぎ澄まされた美しさと強さが響き合うアーバンウェディング

吐く息に冬を感じる12月。
今回ご紹介させていただくのは私にとっても少し特別なふたりなんです。

 

ふたりの確かなスタイルと、自分たちらしさを貫く強さが印象的な
素敵なご結婚式の様子をお楽しみください。

 

 

衣裳を知るふたりが辿り着いた、究極のクラシックスタイル

 

深みのある色彩と静かな灯りが織りなす、スタイリッシュでありながら
どこかあたたかさを感じるTHE MARK GRAND HOTEL。

洗練されたアーバンな空間に、上質な華やかさが漂います。

新郎様は以前の職場で同期としてともに働いていた仲間。
タキシードのスタイリストとして
多くの新郎様の大切な一着に向き合ってきた彼は
紳士的でいつも穏やか。
新婦様のドレス選びにも毎回自然と寄り添い
一緒に楽しんでいた姿がとても印象に残っています。

 

そして新婦様もまた、ドレススタイリストとして
これまでたくさんの花嫁様と真剣に向き合ってきた方。

 

衣裳を知るふたりだからこそ、辿り着いたのは装飾に頼らない
“潔く洗練されたクラシックスタイル”

 

ふたりが選んだ正統なブラックタキシードと
上質な素材と美しい仕立てそのものが際立つ、
研ぎ澄まされたシンプルなウェディングドレス。

 

知っているからこそ、シンプルの難しさを知っている。
そして、その先にある美しさを選べる。

 

ふたりのスタイルを見ていると、そんな言葉が自然と浮かびます。

かつてウェディングドレスのスタイリストだった彼女が
自分自身のために選んだ特別なウェディングドレスを
是非、ご紹介させてください。

 

ドレスを知る彼女が選んだ強く、美しく、圧倒的な1着

【WEDDING DRESS】
Brand:Vivienne Westwood(ヴィヴィアン・ウエストウッド)
Name:NOVA CORA
Shop:NUMBER5(ナンバー・ファイブ)

 

ファッションが好きで、いつお会いしてもご自身らしい
素敵なお洋服を身につけている新婦様。
美しいお顔立ちに意志を感じる眼差しと、凛とした佇まい。
自分自身のスタイルをしっかりと持つ、芯のある女性です。

 

その一方で、ドレス選びではたくさん迷い
悩みながら一着一着と向き合うどこか愛らしい一面も。
そんな彼女らしい強さと可憐さ、その両方を知る時間でもありました。

 

たいせつに時間をかけて最後まで悩みながら選んだ一着。
決め手となったのは、何よりもご自身の身体を
一番美しく見せてくれると感じたこと。
そして、その姿のまま自然体で一日を過ごす自分を想像できたことでした。

 

華やかさやブランドネームではなく
最後に残ったのは「これが自分らしい」という感覚。
何着ものドレスを知り、実際に着比べてきた彼女だからこそ
辿り着いた一着だったように思います。

 

今、NUMBER 5でもひときわ注目を集めている
Vivienne Westwood(ヴィヴィアン・ウエストウッド)。
けれど、その魅力は“今人気だから”というだけではありません。

身体のラインを美しく導く緻密なパターン
素材そのものの表情を生かす仕立て
そして何より、着る人自身の存在感を引き出してくれる力。
ドレスを知る人ほどその完成度の高さに
惹かれる理由があるように感じます。

 

NUMBER 5には、さまざまなシルエットの
Vivienne Westwoodのドレスを取り揃えており
新婦様にもいくつかのデザインを実際に着比べていただきました。

 

その中で彼女の美しさを最も引き出していると感じたのが
“NOVACORA”(ノバ・コーラ)。

 

NOVACORAは、Vivienne Westwoodの孫娘Cora Corré(コーラ・コレ)の
21歳の誕生日のために生まれた、特別なストーリーを持つ一着。

 

NUMBER 5でも大人気のブランドを象徴する“Cocotte(ココット)”
というデザインのシルエットを現代的に再解釈した
ひと目でVivienne Westwoodとわかるようなアイコニックなフォルムです。

 

その一方でどこか潔く凛とした佇まいを
感じさせるのがNOVACORAの魅力。
NOVACORAを形づくる
構築的なコルセットと立体的なパターン。
そこに、このドレスならではの生地の質感が加わります。

 

程よく厚みと張りのある
Heavy Stretch Satin(ヘヴィーストレッチサテン)は
とろりと身体に沿うというより
生地そのものが美しいシルエットをつくり出してくれるよう。

 

やわらかさと張りを併せ持つ質感
そして余計な装飾に頼らないシャープな美しさ。
そのどちらもが、新婦様の持つ芯の強さと共鳴し
本当によく似合っていました。

 

シンプルだからこそ、ごまかしがきかない。
上質な素材と緻密な仕立て、そしてそれを着こなす人自身の存在感。
そのすべてが揃って、初めて完成するドレスなのだと思います。

 

彼女らしさを完成させる、研ぎ澄まされたスタイリング

耳元には、究極にシンプルな一粒のパール。
口元には深いルビーを思わせる赤のリップを。
表情をより印象的に見せながら
クラシカルなスタイルに女性らしい艶を添えていました。

 

手元には、特別な想いがこもった白百合のブーケ。
「純潔」や「威厳」という花言葉を持つ百合は
清らかさの中にも凛とした強さを宿す花。
まさにどこか新婦様自身と重なるようでした。

 

そして足元にはあえてブラックのストラップシューズを。
白でまとめきるのではなく、
さりげなく重要な足元にブラックを効かせるその選択にも
甘さに寄りすぎない彼女らしい美意識が表れています。

 

色も装飾も必要以上に足すことなく引き算し
ひとつひとつを研ぎ澄ませたスタイリングだからこそ
彼女自身の存在感がより鮮明に浮かび上がっていました。

実は、最後まで心に残っていた
憧れのブランドのドレスがあった新婦様。
その一着が持つ装飾や華やかさにも惹かれ、
最後まで悩まれていました。

 

けれどフィッティングを重ねる中で
私が何より魅力的に感じていたのは
やはり甘さに寄らず、ヘルシーで
とにかく格好いい彼女の姿でした。
“そのままの彼女らしさ”と、
花嫁としての特別感、その両方がそこにはありました。

 

だからこそドレスそのものの魅力はそのままに
彼女が思い描いていた華やかさをベールで表現することに。

 

根元からたっぷりとギャザーを寄せた
ボリュームのあるベールを合わせることで後ろ姿に奥行きが生まれ
思い描いていたバランスへと一気に近づいていきました。

 

ヘアは、高い位置でまとめたシニヨンに。
根元からふんわりと立ち上がるベールのボリュームが
より印象的に映ります。
全体をタイトにまとめすぎず、
あえて前髪にはやわらかなニュアンスを残して。
そのひとさじの女性らしさが、
シャープなスタイルにやわらかさを添えていました。

 

ドレスのスタイリングではこうしたボリュームのあるベールは
どちらかというと可憐さや甘さを添えるアイテムとして
捉えられることも多いもの。
けれどVivienne Westwoodのドレスに合わせると、
これまでの“甘い”というイメージが鮮やかに塗り替えられます。

 

華やかで、クラシカル。
それでいて、どこか大胆で潔い。

 

「自分が結婚式で、ボリュームのあるベールを選ぶと思わなかった」
と話していた新婦様の言葉も、とても印象に残っています。

 

そして新郎様の
英国的な端正さを感じるラペルのタキシードは、
身体のラインに合わせて丁寧に仕立てられた一着。
オーセンティックでありながらどこか軽やかで、
彼らしい品のある佇まいをつくっていました。

 

ボリュームのあるベールと端正なブラックタキシード。
一見すると王道でありながら、ふたりが並ぶことでぐっとモードに。
そして今の空気を感じるスタイルへ。

 

華やかさがありながら甘くなりすぎず
どこか張りつめた美しさを感じさせるバランスがたまりません。

 

ふたりらしい余白を残した、Wedding Party

会場には白を基調とした花々とグリーン
流しテーブル、静かに灯るキャンドル。

グラスが重なる音と笑い声に包まれながら
披露宴はあたたかく、和やかなひとときが流れていました。

 

正統派の美しさをたいせつにしながら
どこか力の抜けた絶妙なバランス。
一つひとつの選択に
ふたりらしいこだわりが感じられる空間でした。

披露宴では、この日のために伸ばしていた髪を下ろし
艶やかなウェーブヘアにスタイルチェンジ。
顔まわりのラインが、いつもとは違う表情を引き出して。

 

耳元には、NUMBER 5で出会ってくださったお気に入りのイヤリングを。
遠くから見ても上品なきらめきがふっと目に入り
細部まで抜かりのないスタイリング。

 

終始たいせつな記憶を宿した百合の花たちに見守られながら
かけがえのない人たちと、あたたかな時間を過ごされていました。

 

そんなふたりのたいせつな一日に
NUMBER 5のスタイリストとして
新婦様のドレス選びをお手伝いできたこと。
そして当日は、ゲストとしてその姿を見届けられたことも
とても嬉しく感じています。

 

これまで同じ場所で衣裳と新郎新婦様に向き合ってきたふたりと
今度はNUMBER 5で特別な一着を
一緒に選ぶ時間を過ごせたこと。
何度も悩み、たくさん言葉を交わしながら過ごした時間も
私にとって忘れられないものになりました。

最後まで信頼して任せてくださったことも
本当に嬉しかったです。

ドレス選びには、きっと正解はひとつではありません。
憧れていたものと実際に袖を通したときに
心が動くものが違うこともあるし
思いがけないスタイリングが
自分らしさを引き出してくれることもあります。

 

だからこそ、たくさん話して迷いながら
その人らしい一着に辿り着くまでの時間を
NUMBER 5ではたいせつにしています。
どんな小さな迷いも、まだ言葉になっていない気持ちも
どうか遠慮なく聞かせてください。

 

これからドレスを選ぶ花嫁様にも
誰かの正解ではなく
心から「これが私らしい」と思える一着に
出会っていただけますように。

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