ファッショニスタ達のドレスアップスタイルについて
MAGAZINE - 23.06.2022少し前になりますが、個性が光るファッショニスタ2人の、
結婚式でのドレスアップスタイルがとても素敵で、
完全に玄人なスタイルではあるのですが笑、
個人的にもとてもときめく要素が沢山でしたので、ブログのテーマにさせていただきました。
1人目は最近大好きなZOE KRAVITZ。
彼女自身の存在感がおしゃれで素敵な個性があるので、
どんなスタイルなのかと思いきや…!
オードリーヘプバーンのような可憐でクラシックなスタイル。
レッドカーペットなどのパーティシーンではサンローランのスレンダーなドレスを着こなすイメージがありますが、
そんなゾーイがリボンのカチューシャだなんて!
と衝撃でしたが、彼女らしさがきちんとあって、可愛くて。
個人的に忘れられない、大好きなスタイルでした。
157センチという小柄な彼女が選んだこのバランス。
クラシカルなドレスだけれど、ローウエストにフラットシューズという
なんとも言えないこのバランスがとても彼女らしくて、大好きです。
旦那様であるカールもとてもフォーマルな装いで、
少し尖ったスタイルのあるファッショニスタたちが敢えてクラシックなスタイルにするというこのバランス。
好みすぎて、何度も写真を見返してしまいました。
ウェディングドレスのスタイリングは、ドレス、アクセサリー、ヘアメイクとそれぞれ一つ一つのスタイリングの組み合わせも大切ですが、
一番大切なのはご自身が持つ雰囲気とのマッチングではないでしょうか。
どんなお式にしたいかも大切ですが、
「ご自身が持つ雰囲気を一番素敵に引き立たせるスタイルは?」と考えると、
ゾーイとカールのようなクラシカルなスタイルに、
「少しだけど印象的な自分らしい個性」を忍ばせるような、お二人だけのバランスが表現できるかもしれません。
そして、ファッショニスタ2人目は、つい先日結婚式の様子をアップしたクロエ・セヴィニー。
パンデミックを経て2年越しの結婚式、小さい頃から憧れだった故郷の教会でセレモニーを行ったそう。
これはどこのドレス!?
と、思ってつい調べてしまった、印象的なウェディングドレス。
(ジャン ポール・ゴルチエ×グレン・マーティンスのオートクチュールコレクションから選んでオーダーしたものだそう)
モードで幻想的&個性的なこのドレスを、ウェディングドレスとして着こなせるのは彼女しかいない!と思いました。
素敵!と思ったのは、ベールにしたこのチュールのケープ。
そして、シンプルにタイトに纏めたシニヨンに小さなピアス。
このドレス×クロエ自身の魅力には、このくらいのバランスでなければ、ですね。
ドレスを変えてもヘアスタイルは変えずに小さなジャスミンのお花をプラスするだけにとどめていて。
どこかレトロな雰囲気を感じる、彼女らしさのあるスタイルが大好きです。
私には決して真似はできない玄人スタイルだけれど笑、
彼女を構成する大切な要素を随所に感じさせる、素敵なウェディングだと感じました。
ロックで、ウェディングの常識に囚われないモード、どこか懐古的。
クロエの結婚式もゾーイに共通するように、クロエだけのバランスがあります。
私の中の、永遠のおしゃれ番長です。
スタイルを悩む花嫁様は、一度ご自身を表現するキーワードをピックアップしてみてください。
言葉にするのに悩む時は、イメージ画像でも。
NUMBER 5のスタイリストに見せていただけたら、
花嫁様が大切にしたいキーワードを紐解き、お似合いになるスタイリングをご提案させていただきます。
是非一緒に、あなただけのスタイルを形にさせてください。
きっと忘れられない結婚式になるように、お手伝いさせていただきます。
余談ですが、ゾーイもクロエも、結婚式のオフィシャルな写真はモノクロのもの。
この先もずっと残る写真のトーンも、とても重要だなと改めて感じました。
「トータルスタイリング」と一言に言っても、当日の花嫁様のスタイルだけをこだわるに留まれないものですね。
「自分のスタイルが一体どんなものか?」
「自分に似合うものだけじゃなくて、どう表現すると素敵なのか?」
自身の結婚式にはもう関係のない私にとっても、
自分のスタイルというのは永遠のテーマだなと改めて感じています。
装いを通して自分自身を知る過程はとても楽しくて、大切な時間ですね!
おしゃれ番長のファッショニスタ達に刺激されて、
NUMBER 5にいらしてくださる花嫁様たちと一緒に模索したい気持ち、
一緒にファッション談義がしたい気持ちになってしまいました笑