VALENTINO ヴァレンティノのドレスの秘密 - MAGAZINE | NUMBER 5 (ナンバー ファイブ)

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VALENTINO ヴァレンティノのドレスの秘密

MAGAZINE - 08.09.2022

夢を見させてくれるブランド、VALENTINOのドレス

 

今日からNUMBER 5(ナンバー・ファイブ)に、

2着、新しくラグジュアリーなドレスが仲間入りしました。

VALENTINO(ヴァレンティノ)のドレスです。

 

ブライダルのお仕事を抜きにしても憧れのブランド。

VOGUE Runwayの画面を眺めては、

「はぁ〜〜…」(素敵だな)

とため息をついていた存在でした。

 

VALENTINOはいつもワクワクと心ときめかせてくれるブランド。

 

最近特に印象的だったのは、2022年のAW。

会場も洋服も全部ピンク。衝撃でした。

 

2021年AWのクチュールは

フワフワの羽の大きな帽子が可愛すぎた、カラーブロッキング。

この時は、KOJIMAが歌う、バグダッドカフェの曲が胸を打たれる感じで…音楽も含めて最高すぎました。

 

 

どのシーズンも、女子が憧れてしまうエレガントさがありつつ

独創性があって

見ているだけでワクワクする、

夢みたいなデザインや色。

 

前向きになれる、生命力あふれるエネルギーを感じますし、

VALENTINOには「夢」という言葉がぴったり

私にとって、どのシーズンもいつだって夢を見させてくれるブランドです。

 

「いつかNUMBER 5でもご紹介させていただきたいね」と

オープン時一緒にバイイングをしていたスタイリストと話していたので

その「夢」も一つ叶うことが出来ました。

 

 

 

今回バイイングした2着は

2017年春夏のアーカイブから。

 

このときのコレクションは70年代にイギリスで活躍したデザイナー、

ザンドラ・ローズのテキスタイルから多くのインスピレーションを受けたと言われています。

 

ザンドラ・ローズは、ダイアナ妃をはじめ、

70年代のクイーンの、あの印象的な衣装を手がけた

イギリスのファッション&テキスタイルデザイナーです。

 

SATCの衣装にも使われたとのことで、活躍の時代の幅が広すぎる、

レジェンドのファッショニスタです。

 

 

このシーズンは、同時にキューバをテーマにしているそうで、

太陽や美しいカリブ海の青に映える鮮やかなカラーパレットが特徴的だったコレクション。

キューバシャツを連想させるようなプリーツや刺繍、花柄、果物柄、動物柄なども目立ちます。

 

購入させていただいたドレスにもひっそり動物が隠れているので、

皆さん是非目を凝らして見てみてくださいね。

当たり前のことなのかもしれませんが

この時のヘアスタイルや小物も世界観にぴったりで本当に可愛い。

こうして改めて着目してみると、

トータルで世界観を演出することがいかに重要なのかを実感します。

 

 

 

今回、VALENTINOのアーカイブをバイイングした時には、

様々なシーズンのアーカイブドレスがありました。

ですが、自然と選んだのはこのシーズンのドレス。

 

「色の組み合わせやコロニアルな雰囲気など

唯一無二のユニークさを詰め込んだNUMBER 5に迎えいれるドレスとして、

数あるドレスの中から潜在的に2017 SSを選んでいたんだ…!

と気づいたときは、鳥肌ものでした!」

と、バイイングしてくれたスタイリストが教えてくれました。

 

今回2着だけではありますが、このデザインを私たちがセレクトしたのも

ご縁と理由があるんだな、と感じています。

 

 

 

 

2着のドレスのうち、1着はイエローのチュールのドレス。

ヴァレンティノと言えば、重力を感じさせない繊細でエアリーなチュールが有名です。

このチュールにもブランドの拘りがあり、独自で開発され編まれたチュールなのだそう。

ファッションやカルチャーに精通しているアトリエスタッフも、

こんな編み地は初めて見た!と話していました。

 

そんな繊細すぎるチュールに、シルク混の黄色いベルベット。

更には計算し尽くされた配置で銀刺繍が施されている

クチュール感際立つ一着です。

 

 

 

もう一着は身体のラインを強調しすぎない柔らかで品のあるシルエットと、

こちらもヴァレンティノ特有の、ヘビーレースを贅沢に使用した一着。

 

勿論既存のレースではなく、このドレスのためにデザインされ織られたレース。

落ち着いたカラーながら、3Dフラワーまで施された拘り。

シックですが、ゴージャスで、とても特別です。

 

 

今回ブログでドレスをご紹介させていただくにあたり、

1冊の本を読み返していました。

 

定期的に様々なデザイナーをゲストキュレーターに迎えて作られる

「A MAGAZINE」という雑誌があるのですが、

2019年にVALENTINOのデザイナー、

ピエールパオロ・ピッチョーリがキューレーターをつとめたものです。

1ファンとしてコレクションしていたのですが、

久しぶりに読み返して、改めて感動を噛み締めていました。

 

色々な人種や年代の人が幸せそうにVALENTINOを纏う姿

ハッピーなカラーブロック

影響を受けたカルチャー

細かく丁寧に記された思いの数々…

 

まるで彼自身のコレクションを見ているような

生命力に溢れている1冊で、一気に夢のような世界に引き込まれる。

 

丁寧にこだわって作り込まれた内容に

「ただ、憧れのブランドのデザイナー!」から

「情熱の炎、夢を持ち続けている素晴らしいデザイナーなんだな…」

と、感動します。

 

こんな素敵なデザイナーから生まれたドレスを

数着でもご紹介できることがとても嬉しく、幸せだなと思っています。

 

 

 

NUMBER 5のドレスは、スタイリスト全員がバイイングも担っているのですが、

今回のVALENTINOのドレスも、

1人のスタイリストのリサーチがきっかけとなりバイイングすることが出来ました。

 

スタイリスト自らがアンテナを張り、

ウェディングだけではない様々な世界を見た上で

純粋に、「このドレスを紹介したい!」という気持ちで

大切に1着1着をセレクトしています。

 

NUMBER 5のショールームは、

純粋に楽しく、とても真剣に純粋さを極めた

ドレスのセレクトが積み重ねられた場所です。

 

ファッションは本当に楽しい。

大切に作られた美しいものは、本当に心を動かすからです。

是非、手に触れて、試着して

心が動く体験をしにいらしていただきたいなと思います。

 

たくさんの人の心が感動で溢れる大切な1日に

花嫁様ご自身が心を動かされたドレスを纏っていただきたいなと思っています。

 

ご興味のある花嫁様は、ご試着のご予約時に、

是非ご希望の旨をお伝えくださいませ。

お待ちしております!

 

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