“ヒュッゲ”を感じるデンマークのブランドFEKIH(フェキ) - MAGAZINE | NUMBER 5 (ナンバー ファイブ)

MAGAZINE

“ヒュッゲ”を感じるデンマークのブランドFEKIH(フェキ)

MAGAZINE - 15.09.2023

Number 5に、デンマークのブランド、FEKIH(フェキ)が仲間入りしました。

 

スペシャルラックのCecilie Bahnsenのお取り扱いはありますが、

北欧スカンジナビアのブランドの本格的な仲間入りは初めてです。

 

 

NUMBER 5のコンセプトを考えていた時、

スカンジナビアにフォーカスしようかと話していたこともあったくらい、どこか気になる存在だったスカンジナビア地方のデザイン。

 

FEKIHも、一番初めにメンバーから声が上がっていたブランドだったのですが、その時はどうしてもバイイングが叶わずに。

やっと3年越しにご縁が繋がった、とてもとても嬉しいご紹介です。

 

 

FEKIHについて皆様に詳しく伝えたいのですが、

あまり詳しくご紹介している記事も多くなく…

シンプルで機能的な北欧らしく、公式サイトに掲載されている情報も最小限。

魅力がとっても溢れているのに、どうやって伝えたら良いかなと考えていました。

 

 

ですが、情報や知識よりも、

私たちが大好きになったのは可愛すぎる印象的なデザインと、

どこよりもハートフルで温かいやり取りでした。

 

MDチームはみんな、ドレスが届く前からFEKIHのことが大好きなっていたくらいです。

(ドレスが届いた時も、お手紙とチョコレートを入れてくれていたそうです…!ジーンとします。)

 

 

ドレスのデザインはシンプルなのに、どことも被らない。

フェミニンすぎることもなく

クリーンで透明感があって、

さらっとしたトーンなのに、ひと癖あるユニークな存在感。

そして、どことなく感じる温かみがあって、

一言で形容することができない、不思議なアイデンティティ。

 

今までになかったとても新鮮な空気感を、

NUMBER 5にもたらしてくれました。

 

 

まずは、メンバーで真剣に厳選した5着のドレスたちを紹介させてください。

 

 

1着目はTULLA。

イタリアのコモ湖産の軽量ウールとシルク混合のキルティング素材を使用したドレス。

 

コモ湖は、高級な素材の原産地。

世界中の有名なブランドや、オートクチュールで使うシルクの生地の多くが、コモ産地で作られたものだそうです。

ボリューミーなのにエアリーで、

雲のようなユニークな可愛さがあります。

 

 

2着目は、ISOLDE DRESS。

有名なフランスのテキスタイルブランドの素材を使用した、ワッフルジャガードのドレスです。

透明感や繊細な素材を使用したドレスが主流な中で、

ウェディングドレスでこのような存在感のあるファブリックを使用するブランドは、とても珍しいと思います。

 

素材が際立つシンプルなラインと、丸みのある可愛いパフスリーブ。

ショートベールとのスタイリングもとても可愛いくておすすめです。

 

 

3着目は、ELINOR GOWN。

こちらも、イタリアコモ湖産の、サスティナブルな厚手のクレープ素材が使用されたドレス。

ショルダーのラインの美しさが際立っています。

上質な素材と美しいパターンだからこそ完成した、完璧な1着です。

 

 

こちらはESMEE GOWN。

使われているレースはシルクの高級なリバーレース。

本物のリバーレースの機械の80%は

フランスのカレーと、コードリーという街にあるそうなのですが、

機械化で衰退してしまい、とても希少なもの。

 

こちらのドレスは、最後の本格的なレースメーカーの一つから購入したレースを使っているそうです。

 

 

そして最後は、LEILA DRESS。

こちらもイタリアコモ湖産の、シルク混のジャガード素材を使用しています。

可憐なパフスリーブのデザインは、「リボンスリーブ」と名付けられています。

アイコニックなデザイン、絶対に人気が出そうです。

 

 

 

ドレスはモダンで、

モノクロで文字も小さく笑、必要最小限な情報のホームページ。

とことんシンプルでミニマムな世界観なのに、

全く冷たく感じないのが不思議でした。

 

見た目のデザインの特徴は伝えられるけれど

この不思議な感覚を言語化するには、あまりにも感覚的なもの。

 

どう伝えたら良いのかを考えていた時、

デンマーク人が大切にする「ヒュッゲ」という

温かみある心地よさを大切にする価値観の言葉に出会いました。

ヒュッゲとは、

家族や親しい仲間とゆっくり語りあったり、

「温かくほっこりとした時間を共有する」

という過ごし方のことで、

デンマーク人の大切な価値観やマインドセットの一つになっているそうです。

 

日本でいう「ゆったり」に近いのかと思っていたのですが、

その言葉の意味はひとつだけではありませんでした。

 

時間の過ごし方のことだけでなく、

「暖かい気持ち」や、

「いい時間だったね」

ということを相手に伝える言葉としても使われているそうなのです。

 

忙しい人でも、そうでない人でも、

このような暖かい幸せを感じていることは人生にとって大切だ

という価値観があり、

それがどんなに短い時間だったとしても、

その気持ちを相手にも伝えることも大切にしている。

FEKIHのドレスから感じる柔らかい空気感、

暖かいやり取り。

 

それは、北欧の人々がこの価値観をとても大切にしているからで、

なんて幸福感があって、

なんて素敵なことなんだろうと感動してしまいました。

 

 

FEKIHのブログを書きながら、

「些細なことでも、雑にやると雑用になるけれど、

心をこめると人生の一つになるよ」

と、最近大切な人がかけてくれた言葉を思い出しました。

 

どんな心で何をするのか?

行動に「心をこめる」ことで

きっと現れるものも違ってくるはずで、

そんな大切なことに気づかせてくれた素敵なブランドFEKIH。

 

この「ヒュッゲ」な温かくて豊かな幸福感は、

ドレスを着る花嫁様だけでなくて、

きっと周りの人にも伝わるもの。

とても特別で幸せな1日にふさわしいドレスだと思います。

 

こんな素敵なドレスをご紹介させていただけることがとても幸せで、嬉しいです。

ぜひ実物のドレスを見にいらしてください。

 

 

Instagram ID : number5_n5

https://www.instagram.com/number5_n5/

「よくあるご質問」はこちら

>  ブランドについてはこちら

>  ご予約はこちらから

 

CATEGORY

LATEST ISSUES

ARCHIVES