”Going Against Convention”のフィロソフィー - MAGAZINE | NUMBER 5 (ナンバー ファイブ)

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”Going Against Convention”のフィロソフィー

MAGAZINE - 20.06.2021

コロナ渦で、この先どんな時代になるのかなと少し気持ちが落ち込んでいた時

偶然、動画と雑誌の両方で、コムデギャルソンのデザイナー・社長の川久保玲さんのインタビューを目にしました。

 

2021年春夏、他のブランドがショーをしない選択をする中で、

コムデギャルソンは東京でのショーをし、普段あまり受けられないマスコミでのインタビューを珍しく受けられていたようでした。

 

石岡瑛子さんや川久保玲さんをはじめとする、

強いメッセージを出しているクリエイターの女性の言葉に感銘を受けることが多く、

この状況下で、業界のトップを走る川久保さんが

今、どんなことを思っているのだろうと、隅々までそのインタビューを拝読しました。

 

「あまりよくない状況で、少しお休みしよう、とかそういうことではなくて、

何か新しいことに進まなければいけない。

制限とかできないことが多くなるとその状態に慣れたり、しょうがないや、それでいいやと思うことがあるが、

かえってそれをチャンスにして強く前に進むパワーにしたい。

 

この状態を悪い悪いと言っていてもしょうがない。

人間というのはハングリーであれば、厳しい状況であれば、

それをバネにしてもっと前に行くパワーがあるはずなんです。」

 

創立してから40年、デザイナーという立場だけでなく、

いつ足を運んでもワクワクする、唯一無二のショップであるDover street marketのプロデュースや、

1000人を超える従業員を抱える経営者でもある川久保さん。

 

おそらく大変であるはずのこの状況にも関わらず、常に情熱的に発信をし続けている。

しかも、インタビューからは取り繕うことのない、嘘のない正直な言葉であることを感じ、

70歳後半のかっこいい大先輩が、信念を持って力強く語られている言葉に、とてつもないパワーを貰いました。

 

 

 

川久保玲さんが40年近く信念としているのは「反骨精神」だとおっしゃっていました。

 

NUMBER 5(ナンバー・ファイブ)のフィロソフィ、

“Going Aagainst Comvention.”も、

「不要な古い慣習にとらわずに、本当に良いと思うことを体現する」

という”反骨精神”の思いが込められています。

 

数字で測られ、評価されるマーケティングでものを作ることでは無く

カルチャーやムードなど、空気を作りたいということもおっしゃられていて

バーチャルでは得ることができない、

ここでしか得ることができない体験をしていただきたいと思うNUMBER 5ともシンパシーを感じ、大きな勇気をもらいました。

 

 

NUMBER 5(ナンバー・ファイブ)も、

どんな状況下でも変わらず、私たちのコンセプトや大切にしていることをそのままに、

もっとお客様に喜んでいただける新しいこと

もっとワクワクしていただけることを発信していけるお店として存在できればと思っています。

 

 

6月、7月には新しいブランドも入荷を予定しています。

またローンチを楽しみにしていてくださいね!

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