MET GALA2021で見る「今」スタイル - MAGAZINE | NUMBER 5 (ナンバー ファイブ)

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MET GALA2021で見る「今」スタイル

MAGAZINE - 20.09.2021

MET GALAは毎年非現実的なスタイルすぎる印象があるのですが、

代表の山城からも見た?と話題になり、

山城のインスタグラムを見てみると

非現実的な中にも素敵なスタイルのセレブリティが沢山、

やっぱりおもしろい!と思い、しっかりとチェックすることにしました。

 

どの人のスタイルが好き?と、

皆様とも談議したいくらい、楽しいものですね!

 

非現実的なアイテムばかりではありますが、

ドレスのスタイリングでヒントになるポイントもあり、

以下は私の独断と偏見で好きだと思ったスタイルをピックアップしてみました。

今年二十歳になるカイアガーバーのOSCAR DE LA RENTAのドレス。

憧れのビアンカジャガーが初めてMET GALAに参加した時のDIORのドレスやヘアスタイルも再現したとのこと。

二十歳に思えない着こなしの美しさだけでなく、憧れの人のスタイルと、MET GALAのファッションの背景を再現したカイアガーバーの選んだテーマもとても素敵で、感激しました。

 

代表の山城もインスタグラムに上げていたメンズスタイルも、私も個人的に楽しいポイントでした。

 

ティモシーシャラメはサテンのドレッシーなジャケットに、スウェット&ハイカットのコンバースという物凄いミックススタイル。

デザイナーのハイダーアッカーマンが、テーマである”アメリカ”にちなみ、アメリカらしい、アップタウンとダウンタウンの融合を表現したそう。

一般的には難しいスタイルかもしれませんが、ワントーンだと自由なパーティシーンでは真似できるかもしれない!と、ワクワクとしたスタイルでした。

 

なんと、ワーストドレッサーの名前の中にリストアップされてしまったようですが、ニュージーランド人の歌手、LORDEが着ていたBODEのドレスはすごく好みでした…!

私は一番好きかもしれません…!

 

BODEは、「手仕事の美しさをリスペクトし、それに新しい命を与える」というコンセプトの元、古くからあるファブリックをブレンドしたり、縫い合わせたりしてひとつのプロダクトを作り上げている、というアトランタのブランド。

私もいつか欲しいと思いながら、ユニセックスのサイズ感が難しくてまだ手に入れたことがないのですが…古くても素敵なファブリックやパーツを使ったBODEの洋服は唯一無二な雰囲気です。

 

絶対に真似できないスタイルから、憧れのものまで、「自分だったら」を恐れ多くも妄想しながら考えてしまうMET GALA。

カイア・ガーバーのように全身テーマが統一されて完璧なスタイルも本当に素敵ですし、玄人な着こなしも憧れてしまう。

 

スタイリストがとっても忙しかったであろうこのシーズン、

すごいなと思ったのは、王道であったり、クラシカルなものでも、

モダン で洗煉された「今」の雰囲気にするトータルスタイリング。

特に全体にクラシカルなのにこなれた雰囲気の、カイアガーバーのスタイルで実感しました。

 

NUMBER 5のスタイリストも、花嫁様にトータルスタイリングのご提案をさせていただいております。

洗煉された、世界中の今のスタイルバランスを勉強することも、大切なヒントになっています。

 

 

 

 

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