Party Report-ニュークラシックなCarolina Herrera (キャロリーナ・ヘレラ)のAラインドレスと日本の伝統美感じるヴィンテージ色打掛で過ごす特別な1日-
PARTY REPORT - 25.09.2021
今回ご紹介するおふたりは、今年1月より新たにパートナーとなった
パレスホテル東京で挙式を挙げられたおふたりです。
とても柔らかな印象ながら、可愛らしいというよりは凛と自立した美しい大人の女性というイメージを持った花嫁様。
初めてのご来店の時にも、ご自身のお好みやイメージに合わせて、的確にドレスのピックアップをしてくださいましたが、今回、運命の1着となったウェディングドレスは、最初は花嫁様の目には留まらなかったドレスでした。
花嫁様から、どうしてパレスホテルでのご結婚式を選ばれたのか、どんな花嫁像になりたいのか。そんなお話を聞かせていただきながら、スタイリストである私の頭に浮かんだドレス、それがCarolina Herrera(キャロリーナ・ヘレラ)のLAURELだったのです。
【WEDDING DRESS】
Brand:Carolina Herrera(キャロリーナ・ヘレラ)
Name:LAUREL
Shop:NUMBER 5(ナンバー・ファイブ)
艷やかな美しいミカドシルクを贅沢に使用した1着。
シンプルなロングスリーブのドレスデザインは、2018年のメーガン妃のロイヤルウェディング以降、たくさんのブランドがコレクションで発表し、今でもたくさんの花嫁に支持され、愛され続けています。
そんなシンプルでクラシカルなデザインの中でもこちらのドレスの最大のポイントといえば、このバックデザインでしょう。
腰元まで開いたお背中がなんともコンテンポラリーで、ウェストからのラッフルフリルが花嫁様のスタイルの良さをより一層引き立てます。
伝統と革新の二面性が魅力のパレスホテル東京。
そんなロケーションにぴったりの、ニュークラシックな1着。
コーディネートにも花嫁様のこだわりが詰まっています。
凛とした印象のドレスには、柔らかくピュアな印象のダイアモンドリリーのクラッチブーケを合わせました。
また、ご披露宴入場の際には、ふわっと柔らかなローポニーのスタイルにアレンジ。
挙式のクラシカルな印象から一変、モダンで少しカジュアルな印象にチェンジされました。
お色直しに選ばれたのは色打掛。
日本の伝統美である和装。私たちNUMBER 5では、オリジナルの打掛の他、
古き良き伝統を受け継ぐため、希少なヴィンテージのお衣裳をご用意しています。
【KIMONO】
Number:4HA0008-001
Shop:NUMBER 5(ナンバー・ファイブ)
今回お選びいただいたのは、市松格子のような段替で経糸を染め分け、
横糸で四季草花と華紋を織り込んだ唐織の色打掛。
山吹のお部屋のアートや絨毯のお色味にもぴったりの、素敵なセレクトでした。
ヘアスタイルにも一工夫。
長く伸ばされた髪の毛を活かしてダウンスタイルに。
ヘアゴムやリボンの代わりに和紙を使ったアレンジで、
和装でも、モダンさと伝統が見事に融合しました。
特別な1日をお手伝いさせていただき、本当にありがとうございました。
おふたりの末永い幸せをお祈りしています。