Party Report-Vivienne Westwood(ヴィヴィアン・ウエストウッド)のスレンダードレスで叶えた愛を織りなす唯一無二のストーリーウェディング
PARTY REPORT - 27.05.2025Party Report-Vivienne Westwood(ヴィヴィアン・ウエストウッド)のスレンダードレスで叶えた愛を織りなす唯一無二のストーリーウェディング
”Love is doing small things with great love”
「愛とは、大きな愛を持って小さなことをすること」
この言葉は、おふたりがたいせつにされている
人生のテーマであり、
結婚式すべてに込められた想いだそうです。
おふたりのウェディングは、
まさに「ストーリー性」をたいせつにしたものでした。
式全体のテーマ、会場選び、ドレスや小物に至るまで全てが
”おふたりらしい物語”として丁寧に紡がれていました。
愛とこだわりが詰まった
唯一無二のウェディングストーリーをお届けいたします。
古き良き時代を伝える綿業会館での1日
結婚式の舞台として選ばれたのは、綿業会館。
かつて繊維業界の社交クラブとして歴史のあるこの場所は
重厚感のあるクラシックな内装や趣のある世界観が魅力。
現在もなお、どこか時代を超えたような空気感が漂います…
実は繊維にまつわるお仕事をされている新婦様は
”素材”そのものへの深い理解をお持ちで、
テキスタイルデザイナーとしてご活躍されている方。
ただ美しいというだけではなく
ご自身のバックグラウンドに通じる
”意味のある場所”を軸に
形式にとらわれず、自分たちの人生や価値観に重なる
会場を探していた中で、この場所と出会われました。
そんな想いがこの会場をより一層
”特別な場所”へと昇華させていきました。
”新婦様らしさ”と”理想”が形になった
Vivienne Westwood(ヴィヴィアン・ウエストウッド)のスレンダードレス
写真に収められていたのは
新婦様の毅然とした美しい表情たち…
第一印象こそ控えめで穏やかな印象だったのですが、
お話をさせていただく中で
芯には揺るぎない美意識と、知性
ファッションへの深い愛情が感じられました。
そんな新婦様ははじめてお会いした時から、
他の誰とも被らないファッションを身に纏っていらして
華美な主張ではなく、まさに自分の
”好き”を
軸に丁寧に選ばれたアイテムたちが
新婦様自身を表現しているかのようでした。
その佇まいからは感性の豊かさと
内に秘めた美しい強さが溢れており
ふとした瞬間に見せてくださるクシャっとした笑顔には
可憐で可愛らしさも兼ね備えた全てが魅力的な方でした。
そんな新婦様は
「Vivienne Westwoodのドレスが着たい！」
という熱い想いを胸に理想的なドレスを求め
関西より、ここNUMBER 5へ足を運んでくださいました。
クラシックな空間に息づく、確かな存在感。
新婦様が纏うことで完成した
Vivienne Westwood(ヴィヴィアン・ウエストウッド)のドレス
を是非ご紹介させてください。
【WEDDING DRESS】
Brand:Vivienne Westwood（ヴィヴィアン・ウエストウッド）
Name:GALAXY CAPE
Shop:NUMBER5（ナンバー・ファイブ）
新婦様がお選びになったのは強く美しい
Vivienne Westwood（ヴィヴィアン・ウエストウッド）の
”GALAXY CAPE”。
シンプルでありながらも
構築的で大胆なドレープのネックライン、
繊細に揺れるドラマティックなジョーゼットのケープ。
潔くも巧妙なドレスを新婦様は
ごく自然に、しなやかに着こなされました。
新婦様は持ち前の審美眼でこのドレスを見た瞬間に
「これだ」と確信されたそう。
袖を通した時、その直感が本物だと感じられた1着は
2WAYで印象を変えられるという理想も叶えた、
まさに運命のドレスでした｡
”GALAXY CAPE”はVivienne Westwoodの
ウェディングラインの中でも
象徴的でアートピースのような存在。
過去のアーカイブコレクションを
再構築した物語性を感じる1着でもあります。
背中から流れるように靡く
18世紀のワトープリーツのケープより
インスピレーションを受けたデザインは
時を超えた優雅な余韻をも感じます。
環境に配慮したパールのように上品な光沢を放つ
クレープサテンとオーガニックシルクを使用した
サスティナブルな素材使い。
それはまさに、
「美しさに意志が宿る」
ドレスと言えるのではないでしょうか。
歴史的な構造と現代的な美学、
そしてVivienne Westwoodらしい
”伝統的なウェディングドレス像にとらわれない”
という反骨精神が融合された
アーティスティックなウェディングスタイルは
「自分の感覚」に正直でいることをたいせつにされている
新婦様にぴったりで
その内に宿る美しさとも共鳴し
まるで新婦様のために存在しているかのようでした。
繊細なシャンテリーレースのグローブに袖を通し
手元には幸福を象徴する
レモンイエローのピンポンマム。
潔さの中にそっと甘さをミックスさせた
花嫁らしいスタイリングでセレモニーを迎えられました。
このドレスは1日をより一層特別なものにしてくれたはずです。
こだわり抜いたアイテムたちとふたりの世界観
真っ赤な絨毯の上には白を基調とした
花々と新婦様が絶対に取り入れたかった
”シノワズリ”の陶器が美しく並びます。
どこか凛としながらも
優しさをたたえた空気がながれていました。
まるで縦糸と横糸を合わせるように
ひとりひとりの想いが織り重なっていきます…
そんな空間でふたりが交わしたのは
会場に集まった皆さまの手によって
丁寧に織られた”誓いのボード”。
繊維の世界に携わる新婦様ならではの
感性が込められた一枚は
ふたりだけではなく、
その場にいた「みんな」で作り上げた
世界に一つだけの祝福のかたちでした。
耳元にはこだわりの陶器でリンクさせた
純白なイヤリングを揺らしています。
実は足元には学生時代からたいせつにしていた
Vivienne Westwoodのシューズを履いていらっしゃるんです。
このシューズとともに歩いた道の先で迎えた
「結婚式という特別な1日」。
きっとおふたりにとって
”これまでの答え”のような時間だったのではないでしょうか。
セレモニーから一変し、披露宴ではケープを外して、
究極にミニマルなスタイルへチェンジされた新婦様。
足元にはまるでアート作品のような
スモーキーイエローのシューズ。
手元にはディープブルーの蘭を合わせ、
クラシカルな空間に鮮やかな2色の彩りが咲き誇ります。
頬にそう長さのストレートバングは
洗練されたモードな印象を演出。
唇に乗せたのはアンティークベルベットのような
深みのあるフィグカラーのリップ、
新婦様の美しい表情をより一層引き立てています。
胸元には煌びやかなネックレスを合わせて
社交クラブという空間にふさわしい
品格と遊び心を感じる
新婦様のセンスが際立つセレクト。
新婦様らしいアイテムたちで彩られる
大胆にエッジを効かせた
全て新婦様だからこそ成立するような見事なスタイリング。
どの瞬間も新婦様らしさに満ち溢れていました。
そして装いへのこだわりは新郎様にも。
披露宴ではVivienne Westwoodのシャツをと入りいれ、
おふたりのスタイリングをさりげなくリンクさせた
ともにファッションを楽しむその姿は
”ウェディング”の枠を超えて
”おふたりらしさ”が最大限に表現されていました。
最初に見せていただいたムードボードが
完全に再現されていた空間装飾。
これまでご紹介させていただいた唯一無二の世界観は
なんと表現させていただいたら良いのでしょうか。
おふたりの情熱はもちろん
一緒に創り上げたチーム全員の想いが乗せられて
一言では語りきれないほどの深さと美しさがありました。
かつて人々が集い、美意識を語り合ったであろう社交の場、
綿業会館でおふたりらしさをたいせつに、丁寧に編み上げた1日。
それはきっと単なる
”おしゃれ”という言葉では言い表せない
背景や意味を持って纏った、知性あるスタイル。
空間そのものが語りかけているかのように思えるほど
おふたりだけのストーリー性に溢れた結婚式でした。
”ストーリー性をたいせつにしたい”
今でも強く心に残っている新婦様からのメッセージ。
実際に届いたお写真を拝見し、
結婚式づくりの想いを直接伺っていたからこそ
おふたりの情熱が細部まで宿っていることを感じ胸を打たれました。
ご一緒させていただいた時間、
美しいお写真の数々全てが私にとって宝物です。
これからもおふたりの人生がたくさんの愛と
こだわりをもった糸で丁寧に紡がれていくことを
心より願っております。
Instagram ID : number5_n5
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